2023年3月8日 18:40
「公共トイレに女性用がない」問題 渋谷区が発表した見解に議論起きる
渋谷区公式サイトーより引用
幡ヶ谷公衆便所に『共用トイレ』を2つ設置したことで、「性別に関係なく誰もが快適に利用できる環境が整った」と見解を示している同区。
男性用トイレを別途設置したのは、「より多くの人々が『共用トイレ』をさらに快適に利用できるようにするため」ともつづっています。
同区公園課公園維持係に話を聞いたところ「今後、幡ヶ谷公衆便所に新たに女子トイレを設けることはありませんが、区立公衆トイレから女子トイレをなくす方向性はありません」との答えが返ってきました。
ネット上では、幡ヶ谷公衆便所について、さまざまな声が上がっています。
【理解を示す声】
・多様性を尊重する価値観がある現代では、性別によりトイレを分けない考えは一部理解できる。
・男性が小便器ではなく個室を使いたい時があるだろうから、共用トイレが2つあるのはいいかもしれない。
【反対の声】
・多様性は大切だけど、一方で女性が安心して利用できる環境を維持することも必要なのでは?
・『共用トイレ』で、女性が入って来るのを待ち伏せする犯罪が起きないかが不安です。
主に寄せられていたのは、「『共用トイレ』の設置は、ジェンダーレスの価値観を尊重している」