2023年3月15日 15:54
「盗聴器は減ったけど、代わりに…」 探偵が語る新たな『犯罪の手口』に震え上がる
と教えてくれました。
――今まで発見した盗撮器の種類は?
私が出会った盗撮器には大きく分けて2つのパターンが存在していました。
1つ目は、小物に偽造した小型カメラです。こちらは従来の盗聴器と同じように、コンセントなどに仕込まれているものもありますね。
コンセントに仕掛けられた盗撮器を探す様子
――ほかにはどんなものがある?
ボールペンや置時計などに偽装して設置されているケースもあります。モバイルバッテリーやボイスレコーダーにも隠しカメラが仕込まれていたことがあり、気付かずに盗撮されてしまう人も珍しくありません。
ボールペン型の小型カメラ
ボイスレコーダーに偽装した小型カメラ
2つ目のパターンはいわゆるDIY系。盗撮用のカメラを自作するケースです。
基盤ユニットにつながっている小型カメラを物に取り付けるだけなので、容易に作成できてしまいます。調べてみると分かりますが、結構安価な値段で盗撮カメラが自作できるのですよ。
――手作りが可能…?
わりと簡単に。こうした機材は被害者が留守の時を見計らって家に設置されるケースが多いです。
まったく知らない赤の他人でも自宅まで入り込んでくる可能性があるため、特に注意してほしいですね。