物議醸した『アンパンマンミュージアムの点字ブロック』 今後について回答
仙台市にある施設の場合、階段や入り口付近などに数十個あるそうです。
SNSでは視覚障がい者だけでなく、ほかの利用客からも「階段を降りた先の点字ブロック上にある『隠れアンパンマン』を探していた子供とぶつかりそうになって、ヒヤッとしたことがある」といった反応も上がっています。
今回の反応を受けて、『仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール』に、詳しく話を聞いてみました。
仙台市の施設では『隠れアンパンマン』撤去予定
仙台市にある同施設がオープンしたのは、2011年のこと。
開業当時から、『隠れアンパンマン』は施設内に施されていたといいます。
点字ブロックの上に『隠れアンパンマン』を入れた理由について、筆者が尋ねると、同施設の担当者はこのように説明しました。
お子様が探して楽しんでもらうだけでなく、点字ブロック本来の用途を、保護者の方々が説明してもらうことを想定し作られました。同施設の場合、壁にも『隠れアンパンマン』があります。
点字ブロックの上で探す子供よりも、壁のほうを探す子供のほうが多いそうです。
また担当者は、「点字ブロック上でぶつかる問題が起きたことはなく、スタッフが安全面に配慮して注意している」