2023年3月14日 17:44
「抑止効果がある」「更生の余地をなくす行為」 加熱する『私刑』に賛否両論の声
2023年2月頃、世間を騒がせた飲食店での迷惑行為。
回転寿司店の湯呑をなめて未使用棚に戻す姿や、醤油差しの注ぎ口に直接口を付ける様子を撮影した動画が、テレビなどのメディアで大きく報道されました。
仲間内で投稿された動画が、全国的な話題になった理由の1つに、SNSでの晒し行為があります。
『私刑』の正当性について、賛否両論の声
同年3月現在、迷惑行為をした人物や、芸能人や有名人などのゴシップなど、他人の失敗を晒すTwitterアカウントは、珍しい存在ではありません。
飲食店での出来事も、Twitterで晒されたことにより拡散され、ついには誹謗中傷や個人情報の特定など、一般人による迷惑客叩きに発展。
迷惑客が通っていた学校にクレームの電話をするなど、『ネット私刑』が過熱しました。
『ネット私刑』を行う理由について、Twitterには次のような意見があります。
【賛成派の声】
・迷惑行為をしたのだから、晒されるくらいは受け入れるべき。
・模倣犯を出さないためにも、徹底的に叩くべきだ。
・晒されたことできちんと罰を受けた人もいるはず。必要な行為だと思う。
・人に迷惑をかけたのは事実なんだから、人生が困難になるくらいは仕方のないこと。