動物園でアルパカが急逝 その理由に「知らなかった…」「あまりにもつらすぎる」
経緯が明かされると、ネットではモコちゃんとの別れを悲しむ声や、スタッフの心中を察し、心配する声が上がりました。
アセビの有毒性を再認識する声も
草地放飼場に生えていた、新芽のアセビを口にしたことで、中毒症状を起こしてしまったモコちゃん。
アセビは本州や四国、九州に分布するツツジ科の植物です。薄いピンク色や赤紫色の小さな花が美しい低木ですが、全株に有毒成分が含まれてます。

薄いピンク色のアセビ

赤紫色のアセビ
人間が口にすると、腹痛や嘔吐、下痢、神経麻痺、呼吸困難などの症状に襲われることがある、アセビ。最悪の場合、命を落とすこともあるといいます。
また、誤って口にしてしまった馬が毒でふらつくことから、アセビは『馬酔木』『ウマゴロシ』と呼ばれることも。
民家の庭や公園に植えられている場合もあるため、身近な有毒植物の1つとして有名ですが、植物に関心のない人は知らないこともあるでしょう。
そのため、子供やペットが誤って口にしないよう、全国の自治体や医療機関が注意喚起を行っています。
モコちゃんの逝去を受け、「まさか新芽も危険だなんて」「アセビが有毒だなんて、初めて知った」