常温保存しがちな米、正しい保存場所は? 米のプロによる『正解』が意外だった!
また、温度が上がると米の成分が酸化しやすく、鮮度が早く落ちてしまいます。そのため、できれば常温保管は避けるべきなのです。
全農パールライスによれば、「米を長期保存する場合には低温での管理を徹底してほしい」とのこと。
家庭でも、できるだけ米の鮮度を落としたくないのであれば、冷蔵庫での保管を考えるとよいでしょう。
また、水に触れるのもいけません。米が変質し、黄色くなってしまいます。
米の袋には小さな穴が空いているので、そのまま床などに置いていると、この穴から水が入ってしまう可能性があるので注意してください。また、濡れた手で米を取り扱わないようにしましょう。
さらに、米はにおいを吸着しやすいので、これにも注意が必要です。米を密閉容器に入れて保管しますが、入れ替える際には容器をよく洗ってから使用してください。米を入れる前に容器の水気を取り、よく乾燥させてから米を入れましょう。袋は食べきるまで保管し、袋のまま密閉容器に入れてもかまいません。
※写真はイメージ
最近では無洗米を購入する人が増えています。では、普通の米と無洗米で保管方法に違いがあるのでしょうか。
全農パールライスによると、差はないそうです。