撮影者「そんなバカな…」 崖の上に落石の『犯人』たちが!

道路上の規制や危険などを知らせてくれる、道路標識。
全国各地に共通して設置されているものから、一部の地域でのみ見られるものまで、さまざまです。
道路標識の中には、シカやイノシシなどの絵が描かれた『動物が飛び出すおそれあり』の警戒標識があり、「地域色が感じられる」とたびたびネット上で話題になってきました。
父島にこんな警戒標識が!
廃墟を撮影している、東雲みょん(@tisyaki)さんが、世界自然遺産に登録されている東京都の小笠原諸島を訪れた時のこと。
小笠原諸島の中でも最大の島である、父島を巡っている最中にレアな道路標識を発見したといいます。
実際の標識がこちら!


東雲さんが見つけたのは、ヤギが石を蹴落としている様子が描かれた警戒標識。
「そんなバカな」と思った東雲さんが、付近の崖を見上げると…野生のヤギたちが本当にいるではありませんか!

ヤギたちも東雲さんのことを認識しているらしく、「人間が来た」といわんばかりに見下ろしていますね。
実は、小笠原諸島は19世紀初期に家畜として持ち込まれたヤギが野生化し、自由に歩き回っているのです。
また、ヤギは高所を好み崖に登る性質を持つため、落石の事故が起こるケースもある様子。