くらし情報『老舗道具店「目的別に選んで!」 自分にピッタリの『フライパンの選び方』とは?』

老舗道具店「目的別に選んで!」 自分にピッタリの『フライパンの選び方』とは?

ただ、大は小を兼ねるともいいますし、時には大きなサイズのステーキを焼く、焼きそばを2人前作る、などの用途が考えられるなら24~26cmのサイズのフライパンを選ぶのもおすすめです。

家族の分をたくさん作るという人なら28cmオーバーのフライパンもあります。

フライパンの材質に注意しよう!

選ぶべきフライパンのサイズは目的やその人のライフスタイルなどによって異なるでしょう。

次は材質にも注目してみましょう。材質は主に鉄製、テフロンなどのフッ素樹脂加工、アルミ製に分けられます。それぞれ以下のような特徴があります。


鉄のフライパン

鉄製のフライパンは蓄熱性が高いのが特徴。ただし、サビが発生する可能性が高いので、使用後は汚れをよく落として保管することが重要です。

使用する前には『油ならし』をして、よく油になじませます。齋藤さんによれば「鉄のフライパンは使うほどに油になじんで、それこそ一生物として使えます」とのこと。
老舗道具店「目的別に選んで!」 自分にピッタリの『フライパンの選び方』とは?

『油ならし』とは、鉄の表面に油の膜を作って食材が焦げ付かないようにするためのもの。

鉄のフライパンを実際に使用する前には、この作業を行います。フライパンをコンロにかけて火をつけ、多めの油を入れて、くず野菜を実際に炒めて鍋肌まで油を染み込ませます。

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