山口・下関の『すげー気になる食堂』 店づくりのウラには?
看板を掲げている『食堂オネット』(@noming27)の店主に、お話を聞きました。
――店名の由来や、特徴的な『めし』の看板を制作した経緯は。
任天堂株式会社が1994年に発売したテレビゲーム『MOTHER2 ギーグの逆襲』(以下、『MOTHER2』)が好きで、ゲームの出発地点になっている町の名前にあやかって、『食堂オネット』としました。
『MOTHER2』で、主人公が母親に好物を作ってもらうことで体力が回復するイベントを意識して、料理教室の講師をしていた経験を生かしながら『野菜をたくさん使い、薄味でヘルシーな家庭の味を楽しめる』というのをテーマにしています。
看板だけでなく、メニューにも同じフォントを採用していて、ロールプレイングゲーム感あふれる演出を心がけています。実は、無色透明のプラスチックシートに油性ペンで『めし』と描いたものを貼り付けただけで、DIYというよりも図画工作レベルで自作したものなんですよ。
――JR下関駅から近いが、この立地を選んだ理由は。
いつか店を開きたいと思っていたのですが、この物件の情報を見つけた時に「ここなら、すぐに始められる!」と感じて、2023年1月頃から準備を始め、同年5月にオープンしました。