2024年3月25日 19:52
87歳のおばあさんゾウ 自由になれた瞬間の『行動』に「涙が止まらない」
おばあさんゾウがついに自由になれた瞬間
こうして、ソンブーンおばあちゃんがチェンマイにある『セーブ・エレファント・ファウンデーション』の保護区へ引っ越しをする日がやってきました。
高齢のゾウの救出には、移動を含めたあらゆる面で細心の注意が必要なのだとか。
スタッフたちの献身的なケアにより、約24時間かけてソンブーンおばあちゃんは無事にゾウの保護区へ到着しました。
ゾウの中でも、特に足首の弱い年老いたゾウは、コンクリートの床の上で短い鎖に足を縛られて眠ることに耐えられないのだそう。
ソンブーンおばあちゃんは、生涯このような状況に耐えてきましたが、ようやく安らぎを得たのです。
保護区に着いた後、長旅と苦しかった生活に疲れ果てたソンブーンおばあちゃんは、用意された砂の山を見つけるや否や、倒れるように眠ってしまいました。
到着したばかりのゾウは通常、被害妄想や信頼の欠如のために横になるまで数週間かかるのだとか。
その常識をくつがえしたソンブーンおばあちゃんは、いかに疲れ切っていたかが分かります。
ソンブーンおばあちゃんの自由への旅を記録した動画をご覧ください。
@saveelephantfoundation Grandma SomBoon (Ja)