動物の『折り紙』に9万人が注目 息をのむ作品に「うわ、天才だ…」「想像を超えた」
キワムさんの作品には「うわ、天才だ…」「和紙の可能性を感じた」「お美事ですな~」などのコメントが寄せられました。
grapeは、かわいいリアルな動物たちを生み出したキワムさんに、和紙で動物を作り始めたきっかけや、制作について、お話をうかがいました。
――和紙で動物を作り始めたきっかけは?
2011年頃から『切り折り紙』という紙を使って、立体的な作品を作り始めました。
特にキツネが好きで、よく作っていたのですが、毛の質感をより表現する方法を模索していました。
そんな中、ある絵本で『ちぎり絵』を使って動物を表現しているのを見て、和紙をちぎる方法を思い付き、それが今の制作スタイルの基礎になっています。
――毛のモフモフはどうやって作っている?
モフモフの部分は、半分に折った和紙を慎重に切って、作っています。狙った通りのモフモフの形状を作り出すためには、手の力加減や和紙を押さえる位置によって結果が変わるため、かなりの試行錯誤を繰り返しました。
また、場所によっては、インクが切れた鉄ペンを使って、跡を付けてから切るなど、細かな工夫を取り入れています。
これにより、思い通りの質感を表現できるようになりました。