米の防虫対策には「トウガラシ」が効果的 解説に「納得」「使ってみます」
日本人の食生活に欠かせない『お米』。自宅で保管しているうちに「虫がわいてしまった…」という経験をした人も多いのではないでしょうか。
昔から、『お米の虫除けにはトウガラシが有効』だといわれています。なぜトウガラシを使うとよいのか、防虫剤メーカーとしておなじみのエステーの公式サイトから解説します。
お米にわく虫の種類とは
エステーによると、お米にわく虫は主に2種類なのだそうです。
1つは、体長3㎜程度の『コクゾウムシ』。お米の中に卵を産み付け、生まれた幼虫がお米を食べて成長するという特徴があります。
もう1つは、体長8㎜程度のガの仲間、『シメマダラメイガ』です。
この虫は、お米以外にも小麦粉やお菓子といったさまざまな食品を好み、時には袋を破ってでも中へと侵入してしまうのだそう。
これらの害虫は、気付かないうちに外部から入り込みます。どの家でも発生し得る問題だという点をしっかりと認識し、対策することが大切です。
トウガラシの効果とおすすめ防虫対策について
お米用の防虫剤に多く使われているのが、『トウガラシ』です。
唐辛子には「テルペノイド系化合物」という植物由来の柑橘系の香りの成分が含まれていて、この成分が揮発するとお米の虫が逃げていくのです。