神社の『掟』に「気を付けたいです」 境内の看板に驚き!
・なんか『禁止』ではなく『掟(さだめ)』って書いてあるのがいいな。
宮司「代々食べておりません」
宮司の菱沼拓己さんに、看板についての話をうかがいました。
「お使いをいただくのは申し訳ないということで、食べるのを禁じております」というコメントの後、次のように述べています。
鷲宮神社に仕える神職は、代々ニワトリの肉や卵を食べておりません。
先々代は生まれた時から。先代は20歳から。現宮司の私は、こちらに奉職した23歳の時から25歳の現在まで、いただいておりません。
参拝者にお願いするだけでなく、神職の人たちも気を付けているようです。
境内外で、鶏肉や卵を食べてからのお参りは問題ないのかを、菱沼さんに聞いてみると…。普通のお参りでしたら大丈夫ですが、お願いごとや御祈願をされる方は、どちらかといえば避けていただいたほうがよいです。
ただ、強要するものではないので、私から参拝者に対して「必ず避けてください」と申し上げたことはございません。
定かではございませんが、当社に伝わる話では、「鎌倉幕府2代将軍の源頼家公が、幼少の折に『百日咳』を患い、それを治すために母親の北条政子が、鶏肉と卵を避けて生活し、御祈願したところ、見事回復した」