里親の家を逃げ出した犬が97日間かけて目指した場所は…感動の結末に涙
新しい家族に引き取られた犬は
ゼルダの里親の家はセネカさんの自宅から約64㎞離れていました。セネカさんはそこまでゼルダを車で送り届けた時、想像以上に別れるのがつらかったのだそう。
これまで12年間も保護犬のフォスターをしてきた彼女ですが、「自分の犬を手放すような気持ちになったのは初めてだった」といいます。
それから10日後、セネカさんの元に里親から連絡が入ります。
ゼルダが逃げ出しました。
それを聞いたセネカさんは車に飛び乗り、ゼルダを探し始めます。また行方不明の犬を探すボランティア団体『START』も協力して、ゼルダの捜索が始まりました。
3か月間行方不明だった犬が目指していた場所は
『START』は周辺地域のいたるところに水や食べ物を置き、トレイルカメラを設置。しかしゼルダの姿はなかなか見つかりません。
季節は真冬で気温が氷点下になる日もありました。またその地域には湖があり、もしゼルダが落ちてしまったら、助からないだろうと思われていました。するとゼルダの失踪から2か月後、セネカさんの家と里親の家の中間地点で彼女の姿が目撃されます。
それを知ったセネカさんは「ゼルダは私のところに帰ろうとしている」