「何かがおかしい」 オンライン授業中の先生が、生徒の祖母の異変に気付き…?
実は校長先生は父親を脳卒中で亡くしていたため、シンシアさんの声を聞いてすぐに危険な状態だと気付いたのだそうです。
シンシアさんは病室からコーク先生や学校の人たちに涙ながらに感謝を述べました。
もし先生がすぐに助けを呼んでくれていなかったら、私は助からなかったでしょう。
子供たちの前で死なずに済んだことを、神様に感謝しています。CNNーより引用(和訳)
緊急電話の通報を受けた消防局のチーフは『WOOD TV8』の取材で「先生の行動はシンシアさんの命を救っただけではありません。後遺症が残らなかったことで彼女の今後の生活の質を高めることにもなったのです」と先生たちの行動を称賛しています。
脳卒中の警告サインのひとつに「突然発生した言葉の障害」があります。このような症状が現れたらとにかく早く救急車を呼ぶことが大切です。
Zoomで授業を行っていたこと、タブレット端末が使えずにシンシアさんがコーク先生に電話をかけたこと、先生が彼女の異変に気付き校長先生を呼んだこと、そして校長が脳卒中の症状だと分かったことなど、幸運に幸運が重なって救われた命といっても過言ではないでしょう。
オンライン授業中であろうと、ためらうことなく行動を起こした先生たちに大きな拍手を送りたいですね。
[文・構成/grape編集部]
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