2020年11月30日 17:46
オーディションで自宅をバカにされた俳優 見事な対応に称賛の声が殺到
本当にごめん」と謝ると、ルーカスは「いいんです。僕は4×4ボックスのようなアパートに住んでいます。どうか仕事をください」を再び笑顔で答えました。
結局ルーカスはこのオーディションに落ちたのだそう。そして彼は自身のTwitterに「もしあなたが悪口をいう監督なら、Zoom会議では悪口がミュートになっているのを確認して」とこの動画を投稿。
するとたちまち拡散され、失礼なことをいわれても笑顔で前向きにオーディションに臨んだ彼の対応が称賛されたのです。
・あなたの対応は気品にあふれていたわ。一緒に仕事ができたら楽しいでしょうね。
・なんていいやつなんだ。俺だったら平手打ちをかましてるだろうな。
・きみはすでに今年のベスト短編映画の1つを作ったね!
またハリウッドで活躍する俳優や監督らからも、ルーカスに共感し、彼を応援する声が殺到。コメント欄には「連絡をくれ。一緒に今後の仕事の話をしよう」といったメッセージも寄せられています。このハプニングが多くのメディアに取り上げられたことから、失礼な発言をしたのはテレビプロデューサーのトリスタン・シャピロだということが判明。
そしてトリスタンは後日、海外メディア『Deadline』にルーカスに対して謝罪のコメントを掲載し、「『かわいそうな人たち』といったのは経済的な意味ではなく、パンデミックのせいでオーディションを自宅で受けなければならない俳優たちが気の毒という意味だった」