柔道は東京五輪、相撲は五月場所 観戦することを楽しみに
こんにちは、フリーアナウンサーの押阪忍です。
ご縁を頂きまして、『美しいことば』『残しておきたい日本語』をテーマに、連載をしております。宜しければ、シニアアナウンサーの『独言』にお付き合いください。
相撲と柔道
私は 相撲や柔道が好きです。その柔道で『平成の三四郎』と呼ばれた背負い投げの古賀稔彦(としひこ)さんが亡くなられました。
惚れ惚れする一本背負いで、バルセロナ五輪では、直前に左ひざに大ケガを負いながらも金メダリストに輝いた古賀さん。
何度も何度も古賀さんの試合は見ましたが、あの切れ味鋭い背負い投げがいつ出るかと、ワクワクしながら応援したものです。
古賀選手のあと、次なる期待の選手は、と言えば、私は『内股』の大野将平選手を挙げます。リオの金メダリスト、世界選手権、優勝3回。
井上康生監督のかつての内股と同じように、大野選手の内股も、実に鋭く鮮やかです。170センチ、73キロ。
普通の男性と変わらない身体つきなのに、柔道着をつけた時の表情は、ガラリと変った勝負師となります。東京五輪で、その内股を是非見たい!とワクワクして待っております。
今度は相撲の話です。横綱鶴竜が引退しました。