くらし情報『備前長船の刀鍛冶がプレゼントして話題に 熱く燃えたぎった玉鋼から生まれる「安産のお守り」とは?』

2021年5月31日 15:00

備前長船の刀鍛冶がプレゼントして話題に 熱く燃えたぎった玉鋼から生まれる「安産のお守り」とは?

備前長船の刀鍛冶がプレゼントして話題に 熱く燃えたぎった玉鋼から生まれる「安産のお守り」とは?

岡山県瀬戸内市にある備前長船刀剣博物館。その鍛刀場で毎日作刀している刀鍛冶 安藤広康(@AndoYusuke819)さんが、ある日Twitterにこんな投稿をしました。


備前長船の刀鍛冶がプレゼントして話題に 熱く燃えたぎった玉鋼から生まれる「安産のお守り」とは?

これは、刀を作る材料の玉鋼(たまはがね)を火床(ほど)と呼ばれる炉の中でじっくり熱を通す「沸かし」という工程の中でできる小さな黒い玉です。

じっくり熱せられた玉鋼は赤く柔らかくなり、炉から出される時にその表面の溶けた部分がぼたぼたとこぼれ落ちます。それらが冷えて固まり、たくさんの大小の玉になるのです。その大きさは直径1mm〜1cm程度で、形も丸いものから卵型のもの、瓢箪型などさまざま。

通常は廃棄してしまうものですが、安藤さんはこの玉を「安産のお守り」として訪れる見学の方にプレゼントしているのです。

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