「人生何回目よ…」「さすがです」 藤井聡太の返答にネットがざわつく
藤井棋聖:
そうですね。結果ばかりを求めてしまうと、逆にそれが出ない時にモチベーションを維持するのが難しくなってしまうのかな、と思っているので。
結果よりも、内容を重視して。
そうすることで改善していけるところが新たに見つかると思っているので、それをなんとかモチベーションにしてやっていきたいと思っています。
藤井棋聖の将棋に対する姿勢をいい表した言葉。
これに対し、ネットには「人生2週目だろ」「18歳の言葉とは思えない」と絶賛の声が寄せられます。
「完璧に指せた将棋は一局もない」
さらに同記者は質問を続けます。
「強くなりたい」と、よくおっしゃっている。
そういった思い、また将棋の真理を追い求めていくといった部分をもう少しうかがえますか。
すると、さらに深く考え込んだ後、藤井棋聖はゆっくりと自らの思いを語りました。
藤井棋聖:
これまで公式戦で、200局以上あったかと思うのですが、その中でも完璧に指せたな、という将棋は一局もありません。
自分が強くなることで、今まで見たこともないような局面に出会えるのかな、というふうにも思っているので。
そうですね。
強くなることで、今までと違う景色を見ることができたらな、というふうには思っています。