2021年8月1日 11:35
お互いのいいところを見いだして「称えあう」 ポジティブな思いが循環し広がっていく
よい点よりも、好ましくない点が目についてしまう。
人にはそのような習性があるのかもしれません。しかし、批判を口にしてみると、心にざらっとした感触が残らないでしょうか。
時々、TwitterなどSNSで批判の応酬になっていることがあります。読んでいる方にも後味の悪さがあります。
反対に、相手の素敵なところを褒める、称える。すると、なんとも爽快です。あたたかい気持ちになります。
批判が体に悪い食べ物だとしたら、褒める、称えることは、体に良い食べ物を取り入れることなのですね。
「称える」というのはあまり馴染みがないかもしれません。でも、この一言ですべてを語ることができます。
「すばらしい!」
こう言われた人はうれしいし、言ったこちらもうれしくなる。いい循環が生まれるのです。
これは、日常の中でも心がけることができます。不快なことより、よいことに焦点をあてる。例えば、スケジュール帳によかったこと、嬉しかったことをメモすることもお勧めします。
メモに残すことによって、心に刻まれる。よかったことに焦点をあてることが身についていくのです。すると、少々のことでは凹まなくなります。気持ちの切り替えがうまくなるのです。