くらし情報『美輪明宏「家族でもひとりの別の人間と思うことが愛情」』

2016年9月7日 18:45

美輪明宏「家族でもひとりの別の人間と思うことが愛情」

美輪明宏麗人だより
~家族でもひとりの別の人間と思うことが愛情〜

悩み相談の中で一番多いのが、家族間のトラブルです。
親・子・血縁など情念に取りつかれ、「人は人」「家族と言えども一人の人間同士」とは簡単に割り切れないようです。
とはいえ、「親はこうすべき」「子は親に対してこうあるべき」などと考えるよりも、「お互いが良い人間同士で居よう」と考える方が、相手に敬意と愛情がしっかり持てるもの。
親子という文字にとらわれず、冷静に俯瞰して見て、常にほど良い距離感で接する方が、お互いを思いやる的確な行動がとれ、良好な関係が長続きします。
「家族と言えども違う人間同士」とは、他人行儀で冷たい関係になるのではなく、相手を大切に思うがゆえに、冷静にほど良い距離感でお互いを立て合い大切にする関係であり続けるということです。
べったりとした情念ではなく理性でスパッと割切ることができれば、知性も働きます、 そうなれば怖いものなしです。
親しき仲にも礼儀あり、家族を大事に思うならば、情念を外し、理知で向かい合うことからです。

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