2016年1月28日 12:00
「朝、起きられない」は病気かも?ゆとり女子が「プチ鬱」になりやすいワケ
朝、なかなか布団から出られない、目は覚めているのに、どうしても起き上がれない。毎朝こんな状況に陥ってしまう自分は怠け者なんじゃないか、自分に甘いんじゃないか......と自己嫌悪に陥っている人はいませんか。
もちろん「朝なかなか起きられない」「仕事に行きたくないと思ってしまう」というのは、きっと誰しもが一度は感じたことがあるはず。でも、もしそれが慢性的に続いているようなら要注意。
若い女性がかかりやすいといわれている「プチ鬱」の可能性があります。
■プチ鬱って?
いわゆる「プチ鬱」とは、「非定型うつ」と呼ばれるうつ病の一種。一般的に「うつ病」と呼ばれている「定型うつ」と異なる症状が多いため、ただの甘えや、性格上の問題として片付けられてしまうことが多いんです。
「定型うつ」と「非定型うつ」の一番の違いは、「定型うつ」が抑うつされた気持ちがずっと続くのに対し、「非定型うつ」は特定の事象、時間に対してだけ起こるという点です。
つまり、一般的なうつ病が「なにも楽しくない」「なにもやる気がでない」のに対して、プチ鬱は「遊びに行くときは元気だけれど、仕事となると気分が極端に落ち込む」という症状になるんです。