くらし情報『ゆとり第一世代は、“ゆとり”意識がない理由3つ』

2016年4月17日 07:00

ゆとり第一世代は、“ゆとり”意識がない理由3つ

■2.ゆとり教育の「お試し世代」だから

学生時代、『ゆとり第一世代』には、ゆとり教育のはしりとして、様々な変化がありました。

1学年上のときにはなかった授業が組み込まれたり、学校行事の改革があったり・・・これも全て「ちょっと、やってみようか」という“お試し期間”として使われたのがこの世代で、実際に運用してみた結果、翌年からまた元通りというものも多々ありました。

そんな風に1学年上とも、1学年下とも違う生活をさせられたため、『ゆとり第一世代』には、ゆとり意識がありません。それどころか、いろいろ制度や仕組みが変わり、なんだか慌ただしかった様な気がします。

同じゆとり世代だからといって、下の学年とはまったく違う教育課程だったなんてことも。ゆとり教育の『お試し世代』は、完全なるゆとり教育を受けてこなかったのです。


■3.就活時、買い手市場だったから

1学年上の先輩から聞いていた、就活時の話と、自分たちの就活時の話が違いすぎたという経験も、『ゆとり第一世代』がゆとり意識のない理由の一つです。就活にゆとり感なんて全くなく、採用人数が昨年の10分の1なんてザラにあった話。募集人数0の企業もあれば、面接の数が昨年より多かったり、最終面接=ただの顔合わせという昨年とは打って変わって、しっかり面接をするという企業も多かったです。

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