2016年5月12日 15:00
『脱ゆとり』にひっそり反発!ゆとりで良かったと心から思うこと
「会社は、退職まで働き続けるべき」という概念に縛られず、自分の人生を考えられるようになったのは、『ゆとり教育』のおかげなのではないでしょうか。
■傷つかない方法を身につけるのが得意
「ゆとりは、打たれ弱い」と非難されることが、よくあります。打たれ弱いからこそ、自分が傷つかないように「逃げる傾向がある」のでしょうか。でも、これは実は現代を生きる人間にとっての、メリットでもあると思うのです。なぜなら、理不尽なことというのは絶対になくならないから。生きている限り、防ぎようのない理不尽なことに傷つけられることは必須です。それなら、避けられるべき理不尽さからは傷つけられないように逃げても良いのではないでしょうか。短所と長所は表裏一体とはよく言ったもので、『ゆとり世代』の傷つかない方法を身につけるのが得意なことは、『ゆとり』で良かったことの一つです。
多用な考え方を持つが故に、「何を考えているか分からない」「扱いにくい」と言われてきた『ゆとり世代』。でも、「これしか道はない」と考えて追い込まれることの少ない世代でもあります。学習指導要領の改定は色々な趣旨があるものと理解していますが、『ゆとり教育』の良さを残したまま、更に良いものに変化していくことを祈るばかりの『ゆとり世代』です。
柄本時生、ドラマ初プロデュース兼出演 共演に賀来賢人、落合モトキ、岡田将生ら集結