2016年9月24日 11:00
スマホ依存になってない?注目を集める「デジタルデトックス」とは
本来、人間の首はカーブしているはずですが、スマホの見すぎで変形してしまうことも。「ストレートネック」とよばれるこの状態は、吐き気や手のしびれ、運動機能の低下ももたらすのだとか。
他にも不眠や視力低下、自律神経失調症などに悩まされることも。ついつい見てしまうスマホですが、あまり長く使い続けると思わぬ体調不良につながってしまいそうです。
■海外で広がる「デジタルデトックスブーム」
そこで近年話題になっているのが、「デジタルデトックス」。デジタル環境のもつ負の側面を解毒=デトックスするために、インターネットやスマホから少しだけ離れる習慣を取り入れようという趣旨です。IT依存症を防ぐために、アメリカやヨーロッパの国々を中心に浸透しつつあります。
アメリカで行われた「Camp Grounded(キャンプ・グラウンデッド)」という大人向けのサマーキャンプは、一度になんと200人以上が集まるほどの人気を博しました。
このキャンプの間は、スマホやPCの持ち込みは禁止。さらに、仕事や肩書き、年齢の話もNG。デジタルの慌ただしさに疲れた人たちは日常を忘れて、SNSでは得られないリアルなつながりを取り戻したそうです。