センスのいい家族が暮らす家【vol.12 人が集う家・徳 瑠里香さん邸】 | HugMug
家づくりのはじめに、新しい家でどんな暮らしをしたいか、建築家宛てに綴った文章。「“休日の朝はみんなで掃除をする”、“娘と夫で絵を描く”、“家族と友人と季節の食卓を囲みたい”など、イメージする暮らしの情景をしたためました。私はすっかりこの存在を忘れていたのですが、建築家の友人は設計中に何度もその暮らしが叶うか、立ち返って考えてくれたそう。
実際に暮らしはじめて読み返してみたら、確かにきちんと叶っています」
結婚当初から愛用しているソファは、中目黒のヴィンテージ家具屋〈Sonechika〉で購入。「子どもに『自由に遊んでいいよ』と言える、おおらかな気持ちを忘れないように、ソファは買い替えずに使い続けています(笑)」。職人さんの技が光る造作のスケルトン階段は、足を垂らして子どもたちの遊び場に。
セカンドリビングとしても楽しめるように室内から地続きにこだわったウッドデッキは、なんと旦那さんのお手製。「気持ちのいい季節はここで朝ごはんを食べたり、夕日を眺めながらボーッとしたり、サウナでととのうことも」。サウナの燃料は煙が気になる薪ではなく、排気が無色透明のバイオエタノールを使用。「休日はよく友人たちを呼んで、サウナとごはんを楽しみます。