センスのいい家族が暮らす家【vol.12 人が集う家・徳 瑠里香さん邸】 | HugMug
キッチンのちょっとした棚の余白にも世界の民芸品がちょこんと並ぶ。古道具屋で見つけたり、旅先で出会ったものだったり、空間が丸ごと思い出の軌跡になっている平野家。自由でゆるいレイアウトがテーマ。
造作でつくってもらったキッチン台の引き出しは、食器や調理道具に合わせて高さを算出。カトラリーを入れる引き出しは、小さなカゴで細かく仕切り使いやすく整えている。
SUN ROOM
お手伝いもはかどる!
緑と光が心地いいサンルーム
ダイニングテーブルは10年以上使っている無垢の木が心地いい〈MOMO NATURAL〉のもの。「インテリアを選ぶときは、デザインや佇まいに自分の心が沸き立つもの。永く大事にしたいと思えるものを選んでいます」。風合いを感じる白い壁は、カビや劣化の原因になる樹脂を含んでいない『シリカライム』という左官材を使って、旦那さんがセルフで塗り上げた。
「左官は下地からきれいに塗れていないと美しく仕上がらなかったり、塗る際の室温や室内酸素量の条件も厳しくて、夫も何度か心が折れかけていましたが、どうにか最後までやり遂げてくれました!」
寝室の入り口の上には、昭和の香りが漂うレトロな照明が備え付けられている。