世界観を作り込める分、舞台より完成度が高いとも言える。一方の舞台は、役のパターンも演出もいろいろな可能性を見られる点が面白いのではないでしょうか。ライブだからこその臨場感はいちばんの醍醐味です」(濱田・以下同))
そんな、ミュージカルを知り尽くした濱田がミュージカルの素晴らしさを満喫できる、おすすめ作品を紹介してくれた。
■『ウエスト・サイド物語』
アカデミー賞10部門に輝く映画音楽の金字塔。2つの若者グループの抗争と悲恋の物語。
「『アメリカ』を歌い踊る女性たちのカッコよさと生きていく強さに憧れました」
■『ドリームガールズ』
スターを夢見るコーラスガールたちの成功と挫折の物語。モデルは伝説の「ザ・スプリームス」。
「楽曲がいいし、グラミー賞受賞歌手のビヨンセ・ノウルズやジェニファー・ハドソンをはじめとするキャストの歌が素晴らしくて。
映画でも、舞台でも、ぜひ、チャレンジしてみたいと思う作品の一つです」
■『美女と野獣』
不朽の名作アニメを完璧に実写化。野獣の姿に変えられた王子が真実の愛を見つける物語。
「実写版でマダム・ド・ガルドローブの吹き替えを担当したとき、ポット夫人もチップも『そのまんまだ!』とビックリ(笑)。オリジナルアニメの世界観を忠実に再現し、より色鮮やかに見せたところが巧みです!」
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