くらし情報『陛下が感激された、黒田清子さんの祭主姿』

陛下が感激された、黒田清子さんの祭主姿

「長年の立ち仕事からでしょう。私の足腰はもうボロボロですねん。15~16年前には膝の半月板が欠けて、ドリルを入れる手術をしました。ほんで去年3月は腰。ちょっとコケただけで腰椎が折れてしまったんです」

5月には、恒例の京都三大祭りのひとつ「葵祭」での役目が待っていた。ヒロイン・斎王代の髪形から髪飾り、衣装の着付けである。登美子さんは1カ月間、首しか動かせないようにギプスで固められてベッドに寝かされた。残り1カ月間で懸命にリハビリし、葵祭に間に合わせた。


「根性ですわ(笑)。斎王代の髪を垂髪に結い、おしろいを塗って。20キロもある十二単を扱ったときは悲鳴をあげそうなくらい痛みましたけど、母から引き継いだこの仕事、辞められません」

今年、新天皇は即位の報告のために伊勢神宮を訪れる。登美子さんは、神宮で出迎える女官の装束に心を込める予定だ。
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