寂聴さん 秘書・瀬尾まなほさんが“仏滅披露宴”を選んだ理由
寂聴「あいさつに来たときに、2人で踊ってくれたアレね」
まなほ「先生が笑ってくれるかと思ったら、大真面目な顔で『(ダンスは)彼のほうが上手ね』って」
寂聴「アハハハ。そんなこと言った?あんなのを自分の恋人が道端で踊りだしたら、ふつうは止めるでしょう。それなのに彼はいっしょになって踊ってくれるなんて、相当変わった人じゃない。これならまなほとお似合いだ、と思った(爆笑)」
まなほ「ずっと結婚しろ、結婚しろとおっしゃっていましたけど、いざ結婚してしまうと、ちょっぴり寂しいのではないですか?」
寂聴「寂しさなんて全然感じていない(笑)。だって秘書の仕事も続けるし、これからも寂庵に通ってくるでしょう」
まなほ「引き続きお世話になります!」
寂聴「今年で決まって本当に良かった。来年だったら私は98歳。たとえ生きていても披露宴に出られるかわからないからね」
まなほ「実は少し焦っていました。先生がお元気なうちに披露宴ができるのと、そうでないのとでは、私にとって全然違いますから。
先生に来ていただけるように急いで結婚式場を探したら、6月は人気で、仏滅の日しかなくって(笑)」
寂聴「だって大安で空いている式場を探したら、ずいぶん先になってしまうのでしょう?」