くらし情報『“法話グランプリ”で優勝、聴衆の心掴んだ「落語法話」の中身』

2019年6月16日 11:00

“法話グランプリ”で優勝、聴衆の心掴んだ「落語法話」の中身

“法話グランプリ”で優勝、聴衆の心掴んだ「落語法話」の中身


神戸市・須磨寺で開催されたこの大会。初めて宗派を超え話題となった今回、400人の聴衆席は満席に。「もう一度このお坊さんに会いたい!」と思わせた法話は、いったいどんなお話なのか……。

6月2日、須磨寺(神戸市須磨区)で開催された「H1法話グランプリ」(以下、H1)。H1では宗派を超えて自薦、他薦で募った7組8人のお坊さんが参加し、持ち時間10分の中で、それぞれが趣向を凝らした法話を披露。それを聞いた観客と審査員が、1人3票ずつ投票。もっとも票が集まったお坊さんがグランプリとなる、まさに法話のコンテストだ。

「決して各宗派の優劣や、法話の良しあしを決める大会ではありません。
『もう一度会いたいお坊さん』を選ぶイベントなんです」

そう話すのは、実行委員長を務める小池陽人さん(真言宗須磨寺派・須磨寺副住職)。大会当日、会場は満席。400枚のチケットは2日で売り切れたという。

「とっても聞きやすくて、面白かったわ!」と参加者の絶賛を受け、グランプリに輝いたのは、曹洞宗・長楽寺(兵庫県)住職の安達瑞樹さん(44)。安達さんは、大学時代から落語研究会に所属していたこともあり、落語調の法話で会場の心をつかんだ。

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