最悪の想定をしておけば人生はもっと楽になる!(JINSEIのスパイス!第34回)
という一言を添えました。“そうなるかもしれないな”という直感は、残念ながら大体当たるものです。“浮気されるかもな”と思うと浮気されることもあります。浮気くらいなら覚悟の上と書かれていますが、そういう気配を少しでも感じているならば、最悪のケースも起こりえると多少の自覚もあるわけで、ならば余計に覚悟を持たれたほうがいいでしょう。覚悟を持つことで、いかなる事態が起きても心の準備をすることができます。不安ばかり抱えて生きていても人間はどうにもなりません。1人で生まれて1人で死んでゆくのが人間の定めですから。運命というものを人間がコントロールすることも不可能です。
離婚を何度も経験したからか、僕は“どんなに信じられないことでも起きる可能性がある”と常に考えながら生きるようになりました。いつ何が起きてもおかしくない世界なのだから、人生の傘と杖は持っていようと心に決めているのです。そして、もうひとつ大事なことは“愛した人に何が起きても許してあげる”という優しさです。もし磯野さんと同じ状態になったとしても、ご主人を許すという気持ちが奥様を救うことになるでしょう。このような覚悟を再確認された上で、もう一度ご主人と向き合ってみてください。