フリー素材アイドルMika+Rika カンヌ受賞で語った“次の野望”
それで『グリーンバックアイドル』を始めたんです」
Rika(以下・r)「グリーンバッグを背負って街を歩いたりするときに、お金の発生しない活動だからマネージャーさんを呼ぶのも悪くて。代わりにウチの母親を連れていたんですよ(笑)。荷物持ちとかカメラマンをやってもらったりして」
m「親っていうとダサいから、会う人には『マネージャーです』って嘘ついて(笑)。母も『報われた!』って喜んでいます。何より、私たちを使ってくれたりSNSで広めてくださったりした方々に感謝です」
カンヌだけでなく、アジアの広告賞「PR AWARD ASIA 2019」も同月に受賞。その数日後にはPR大使を務める地元・埼玉県三郷市のイベントで、市民たちとともに挑戦した“本交換数”でギネス記録を更新!Mika+Rikaはいま、世界規模でその名を轟かせている。
もともと姉のMikaは商社に勤め、妹のRikaはシステムエンジニアだった。脱サラをしてまで芸能活動を始めたのは「お世話になった映画監督の死」がキッカケだという。
m「大学生のとき映画に出演したしたんですが、上映が始まったすぐのタイミングで監督が亡くなったんです。その後、就職してたくさんお給料をもらったりするうちに『私はこのままでいいのかな』って……。