2019年9月6日 11:00
18年前脱北した日本人妻 斎藤博子さん「子供守る、飢えとの闘い」
その間、四女のコトミさんと、次女の光恵さんの子ども2人は日本に呼び寄せることができた。しかし、長男・昌日さんは’12年に肝臓をわずらい他界。孫も数人、北朝鮮に残ったままだ。
「次女の光恵も、もう54歳。私が死ぬまでに呼び寄せたい。でも、私も働ける年じゃないから、呼び寄せるお金も作れなくてーー」
しかし、斎藤さんはあきらめていなかった。むしろ、より大きな目標を持つようになっていた。
「自分の子や孫だけじゃない。
私は日本に戻ってはじめて“拉致被害”を知ったんですが、拉致被害者の方々はじめ、北に捕らわれているすべての日本人を助けないといけない。それができない限り、私の仕事は終わりません。まだまだこれからです」
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