女芸人の女優進出はなぜ定着しないのか?挑戦多数も一過性に
過去にはピンクの電話の竹内都子さん(57)などの例はあるものの、女性芸人ではこうしたシフトチェンジがほとんど見当たらないのです。
若手とよばれる人気女性芸人たちが次々と女優業に進出する姿は、ニュースで目にします。しかし、多くが単体での話題のみ。最近では『珍獣ハンター』ことイモトアヤコさん(33)が女優として評価を集めつつあったり、森三中の大島美幸さん(39)が第18回ファンタジア国際映画祭で最優秀主演女優賞を受賞しています。
とはいえお2人ともまだまだバラエティ番組への出演が多く、芸人のイメージが強いのが実情です。
芸人から俳優業へ。それを叶える女性が少ないのは単純に芸人の男女比率の差もあるとは思うものの、ドラマの世界ならではの“女の難しさ”もあるのかもしれません。
■ライバルの女性脇役には美人(美形)が多い?
そもそも芸人さんがドラマや映画に出演する場合は、コメディものでない限り“主人公を支える脇役”に落ち着きます。
その際に男性芸人の場合は二枚目俳優美形とはいえなくても個性的と称賛され、価値が見出されている気がします。
しかし女性芸人の場合、ちょっと事情が違うような気がします。