2019年9月12日 11:00
坂東眞理子さんによる新・幸福論「今日が人生でいちばん若い」
上機嫌でいることが周囲への礼儀だけではなく自分の“癒し”になります」(坂東さん・以下同)
■ポジティブなことを思い出し、感謝する時間を持つ
「上機嫌で生きるためにポジティブなことを思い出す時間をつくりましょう。私は毎朝、大学までの通勤途中に、神社でお参りするときに、一つは健康や仕事への感謝を込めて、もう一つ、その日思い浮かんだ、これまでお世話になった人へ『ありがとう』と手を合わせます。お寺でもいいし、お風呂でもいい。いい経験を思い出して感謝する時間を持ちましょう」
■「人は人、自分は自分」
「情報があふれている時代。みんな発信するのは“いいこと”ばかりです。でも人生には誰しも光もあれば影もあります。人のSNSなどを見て、『私ってダメ』と落ち込むのはバカバカしい。『人は人、自分は自分』と意識して口にすることで、自分を否定したり卑下するのをストップさせることができます」
■「おめでとう。
私もうれしい」と人を祝福する
「身近な人にうれしい出来事があったときには、私は『おめでとう。私もうれしい』と言うことに決めています。周りの人を祝い、喜びを言葉にすることで、言葉の力が自分に還ってきて、逆に力づけられていくんです。