ジム費用が医療費控除になることも…申請したら戻ってくるお金
じつは控除の対象は幅広く、病院で払った医療費だけではなく、医療機関までの交通費や整体の費用、医師の処方箋がある場合はスポーツクラブの利用料なども対象となるんです」(風呂内さん)
【かかりすぎた医療費の返金(高額療養費制度)】
戻ってくるお金:自己負担限度額を超える医療費全額
申請の窓口:健康保険組合や市区町村の国民健康保険の窓口
概要:1カ月間で、病院窓口で支払う医療費が一定額を超えるともらえるお金。「たとえば年収600万円の世帯で100万円の医療費がかかった場合、窓口支払いは3割負担の30万円だが、申請すれば21万3,000円ほど返金されます」(風呂内さん)
【国民年金の人の健康診断を支援(国保人間ドック費用助成など)】
戻ってくるお金:8,000円まで(東京都渋谷区の場合)
申請の窓口:市区町村の窓口
概要:国民健康保険に加入している自営業者に向けられたサービス。「人間ドックの領収書などを持参して申請すれば助成金を受け取れる。40歳以上など対象年齢は自治体ごとに違います」(風呂内さん)
【うつ病やがん闘病にも手当が(障害年金)】
戻ってくるお金:年間78万円(障害基礎年金の場合)