くらし情報『40周年の劇団SET 三宅裕司と小倉久寛が語る創立秘話』

40周年の劇団SET 三宅裕司と小倉久寛が語る創立秘話

小倉「それだけ?(笑)」

三宅「芸の一つとして取り入れたら、劇団の作品にも広がりが出るだろうと思って」

小倉「口コミで徐々にお客さんは見にきてくれるようになったけど、やっぱり、三宅さんの『ヤンパラ』(※2)が大きかったですよ。お客さんが一気に増えて」

三宅「劇団の活動だけじゃ食っていけないからね。それに、口では『劇団を売るために』と言いながら、本当は自分も売れたかったのよ(笑)」

小倉「岸谷五朗と寺脇康文が入ってきたのもそのころです」

三宅「俺の仕事がどんどん忙しくなって体力的にも無理だなっていうころ。だから、岸谷と寺脇を前面に出してスターにしていこう、と」

小倉「そのとおりになりましたよね。2人が辞めるまで10年くらいあったのかなあ」

三宅「自分たちで劇団を作りたいって言われて。でも、昔、俺も同じだったのよ。やりたいことがあったら、自分で作ったほうがいいと思ってSETを始めたから。それで、2人が抜けた後、そこからまた小倉と俺のコンビネーションを研究するようになった」

小倉「僕は、ずっとマスメディアの仕事が苦手でした。
団員になって1年目くらいかなあ、企業の社員教育ビデオをやったときに苦い経験をしたんですよ(笑)」

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