勘九郎 打ち上げで妻に感謝!抱えていた「いだてん」の重圧
「勘九郎さんは『やっぱり1年間は長かったです。個性的な演出陣も多くて、たいへん苦労しました』と語っていました。というのも彼は宮藤さんの作品に出るのが初めてで、当初はかなり不安だったそうです。撮影が始まってからも、阿部さんに相談していました。ほかにも主演として現場を切り盛りしようと考えて、スタッフや出演者に必ず挨拶することを心がけていました。でも人数が多すぎて『挨拶するだけで疲れます』と漏らしていたこともありました」(芸能関係者)
それだけ頑張っていても、視聴率はいっこうに振るわない。“史上最低視聴率の大河”といわれるなど、プレッシャーも大きかったようだ。そんな彼を支えていたのが、妻の存在だった。
「勘九郎さんは続けて『やっぱり、家族の支えがいちばんでした』と一言。そして『実は、今日は妻の誕生日なんです!』と明かしたんです。前田愛さん(36)は梨園妻として、慣れない大河の現場で奮闘する夫のことを献身的に支えてくれたといいます。勘九郎さんはそのことに感謝していました。最初はガヤガヤしていた会場の人たちも、次第に彼の言葉に耳を傾けるように。そして彼が『愛ちゃん、おめでとう!そして、ありがとう!』と涙ながらに叫んで挨拶を締めくくると、会場からはこの日いちばんの拍手が湧き起こっていました」