滝沢秀明慕う“えっちゃん先生”の波乱万丈 家賃1万6千円の苦節時代も
振り返って、川崎さんはこう語る。
「私自身、楽しいことをやり続けてきただけ。道を切り開こうとか、振付師の評価を上げたいなんて、全然思いませんでした。ただ踊り続けていたら、ここまできたの(笑)」
拠点のダンススタジオ『ビートニックスタジオ』には意味が込められている。ビートニックとは、50年代のアメリカで起こった、保守的な価値に縛られない新しい若者文化のこと。
「古いものを守るより、新しいものを吸収したい。だって、挑戦する方が楽しいから」
夢に描いた女優の道をたどった一本道。行きついた先は、目指した風景と少し違ったが、川崎悦子にしかできない仕事を、いまも求められている。
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