くらし情報『つまみ枝豆語るふぐ屋&釘事件「殿の弟子で本当に良かった」』

つまみ枝豆語るふぐ屋&釘事件「殿の弟子で本当に良かった」

だから上のやつが『誰のおかげだと思ってるんだ』っていうのは反則だっていう人なんですよ。そんな人だからみんなついていくんですよね」

ダンカン(60)が若い頃、コンサートに遅刻してきたエピソードも、たけしという人物を物語っているのだとつまみ社長は話す。

「ダンカンとユーレイ(柳憂怜)が遅刻して、1時間ほどして来たときに『これは怒られるな?』ってみんな思ってんたんですよ。それでダンカンがバーっと走って来て『すみませんでした!』って土下座したんです。そしたら、『おお、いいよ。弁当食え』って怒らなかったんですよ。それで、なんで怒らなかったのかを後で聞いたら、『コイツらは、遅れて電車に乗ってるときどんな思いしてたかってのを考えたら、もうそれで十分なんだよ』って。『何やってんだコノヤロー!』じゃなくて。
そういう人なんですよ。その感情を読み取る人なんですよね。でもよせばいいのに、ダンカンは来る途中に弁当食ってきてたんだけど、『ありがとうございます!』ってもう食えないのに弁当食ってたよ」

そう、懐かしそうに目じりを下げて笑うつまみ社長。

「でもまあ、そういう人だから、人をよく見ている。今でも相変わらず感性はすごいと思います。

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