森昌子、芸能界引退へ「引退後はのど自慢で鐘を鳴らしたい」
歌うこと以上に生きることに必死だった時期もある。だが、それでも歌い続けてこられたのは?
「“森昌子は歌うことしかできない。私には歌しかない”という思いはずっと一貫していました」
12月25日のラスト公演で、惜しまれつつ歌手人生を終える。今、いちばんファンに届けたい曲は、昨年、還暦記念で発売した『あなたの愛に包まれながら』。
「“これまでの人生、いろんなことがあったね”と振り返りつつ、“一度きりの人生だから毎日笑って生きていこうよ”と歌う人生の応援歌。まさに、今の私の心境と重なる歌詞です。私にとっての“あなた”はファンのみなさまです」
最後に、引退後について聞いた。
「まず、自由な時間を楽しみたいと思います。
一緒に暮らす87歳の母にもこれからたくさん親孝行したいし、旅行もしたいです。好きなことをして、そのなかから夢が広がるといいですね」
では、歌との付き合い方は?
「今までは、カラオケに行っても、森昌子としてしか歌ったことがなくて。でも、これからは好きなときに、気楽に歌えるから楽しみ。素人だからのど自慢に応募しちゃおうかなあ。鐘、鳴るかなぁ?(笑)」
「女性自身」2020年1月1日・7日・14日号 掲載
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