くらし情報『米国衛生研究所の専門医語るコロナ対策は「マスクより手洗い」』

2020年3月5日 06:00

米国衛生研究所の専門医語るコロナ対策は「マスクより手洗い」

(峰さん・以下同)

医療現場において行われた、さまざまな予防法の効果をまとめた研究によると……。

「マスクの予防効果はたった数%しかないことがわかったのです。いっぽう、同調査で50%ほどの予防効果があったのは手洗い。薬用・抗菌用でなくてもよいので、一般的なせっけんで手の甲や指先も含め洗うのを徹底しましょう」

ショッピング中に触れる商品にもウイルスがついている可能性は否定できない。トイレに入るたび、入念に手を洗うことを心がけるようにしたい。

■アルコール消毒は手洗い時と同じくらい入念に!

「WHO(世界保健機関)が、手洗いと同じ予防対策として推奨するのが、アルコール消毒です」

現在、スーパーやデパートなどの入口には、必ずと言っていいほど消毒用アルコールが設置されている。

「たとえアルコール消毒液が手元にあっても、手のひらにこすりつけるだけで終わらせてしまっている人は多い。手の甲や、指の間まで入念に。
手洗いするときと同じくらいしっかりとアルコール消毒をしましょう」
消毒用アルコールは、現在品薄になっている。だからといって、ノンアルコールタイプで代用してもあまり意味がない。アルコールが手元になくても、手洗いをすれば感染リスクを下げることができる。

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