2020年6月9日 06:00
小室圭さん「年収1億円」も!論文から見えた夢キャリア計画
本稿では、これら3つの課題について説明し、それらに対処するための推奨事項を示します》
日本とニューヨーク州の弁護士資格を持つ山口真由さんに、小室さんの論文掲載がどれほどの快挙なのか聞いてみた。
「弁護士を目指して勉強をしながら論文を書いて応募するのは、とてもたいへんなことです。東大でもハーバードでも、私の周りには専門誌に論文を掲載された学生はいませんでした。小室さんの発想力と行動力は、アメリカでは大きく評価されると思います」 小室さんの論文掲載は、東大法学部を卒業した山口さんも驚く成果だというのだ。
論文を読んでいくと、小室さんが目指す弁護士像も見えてくるという。
「クラウドファンディングという時流に乗ったテーマを選び、その問題点を洗い出してうまくまとめてあります。小室さんは企業法務に携わる弁護士を目指しているのかもしれません。企業法務弁護士には大きく分けて2つあるのですが、1つはM&A(企業の合併や買収)などに関わり会社法を専門にするコーポレート・ロイヤー。
もう1つは、証券法を専門にして株式や資金調達に関わるセキュリティ・ロイヤーです」(山口さん)
企業法務に関わるとなれば、それなりの年収も見込めるのだろうか?
「セキュリティ・ロイヤーは企業や投資家の行動が規制や法に触れないように予防することが仕事になります。