長財布“信仰”に待った!FP断言「ミニ財布の方がお金が貯まる」
(山口さん)
長財布のときは4枚ほど持ち歩き、合計10枚以上のカードを持っていた山口さんは、カードを「持ち歩き」「お留守番」「廃棄」の3つに分け、財布の中のカードを2枚にまで厳選したという。
「カード払いは決算が翌月になりことも多く、支払い日もバラバラなので、たくさんカードを持っていると、使った金額が把握しづらい。2枚にまで減らしたことで、月の支払い総額や銀行口座の残高が管理しやすくなりました。使うカードを絞ることで、支払い履歴がそのまま家計簿代わりにもなります」(山口さん)
【証言3】持ち歩く現金が減って、無計画な買い物も減った
長財布はなんでも入るがために、手持ちのお金が把握しづらく、いつのまにかお札が消えている……なんてこともある。
「ミニ財布は収納が少ないので、お札や小銭も整理しやすい。私は現金が5,000円を切ったら、1万円札を入れると決めていて、財布の残金を即座に答えられます。それに持ち歩く現金が少なくなってから、財布の中身と相談して買うのがクセになり、使いすぎにも敏感に。月平均で5,000円程度、支出が減るようになりました。
小銭はほとんど入りませんが、災害時など、現金が必要なときの備えとして、家に保管しておくと思えば、とくに困ることはありません」