2020年7月17日 06:00
夏の電気代の新常識 エアコンは冷房と除湿はどっちがお得?
「冷房」のほうが電気代も低く、除湿効果も高い。
「除湿にも2種類あります。『再熱除湿』は急激に部屋を冷やさないように、“一度冷やした空気を温め直す”。機種によっては冷房と比べて1.2倍の電気代がかかります。また、『弱冷房除湿』より、冷房のほうが除湿効果が高いことも多い」(丸山さん・以下同)
外から入ってくる熱の73%は窓ガラスを通してだという。
「日中でもカーテンを閉めるなどの遮熱対策をするのが効果的。さらに、扇風機と併用して冷房の設定を26度から28度に上げたほうが、涼しく感じるうえに、冷房使用するシーズン(112日)の間に、約2,900円もの節約に」
また、フィルターが目詰まりしているエアコンと、しっかりと掃除したエアコンでは、後者のほうが消費電力を削減できて、年間約860円電気代を安くすることができる。
「湿気が多く、使用頻度も増えるこの時期は、2週間に1度を目安にお手入れすると効果的です」
【Q2・冷蔵庫】夏場の暑さから食材を守るワザを、次のうちから正しくない節電法を選びなさい
(1)直射日光のあたらない場所に置く
(2)世帯にあったできるだけ小さなサイズを選ぶ
(3)壁から離して置き、上部にもものを置かないようにする
正解は(2)。