長瀬智也語っていた信念「挑戦こそ人生」「僕は僕のままで」
のレコーディング時のエピソードを本誌に明かしている。船山さんが編曲に悩んでいると、長瀬が自分でデモテープを作って持ってきた。長瀬はドラムの8ビートにもこだわりがあり、「長瀬智也は生粋のバンド小僧なんです」と船山さんはコメント。
さらに「長瀬くんからは、自分の作品を作っていきたいという強い思いを感じていました」「『ものすごい量の曲のストックがあるんです』とか言っていたなあ」とも船山さんは述べていた。
■「ほかの誰かからすれば“間違い”だったとしても…」
そんな長瀬とはいえ、“裏方のクリエーター”に回るというのは意外な舵取りのように思えるが――。
しかし退所発表後の本誌取材で松岡が「(長瀬は)40歳を超え、自分は自分なりにやりたい道、自分がどこまでやれるのかというチャレンジ、それをやっぱり彼自身の中で突き詰めていきたい、と」と話したように、長瀬は“不惑の決意”をうかがわせていた。
たとえば13年11月、彼は本誌でこう語っている。
「世の男性が安定に向かう節目の年齢であっても、俺は攻めていきます。
挑戦することができないことほど、面白くない生き方はない。仕事もプライベートもガンガン攻めて前に進んでいきます」