くらし情報『5分の1に激減…消えゆく街の銭湯を再生する若き番頭の挑戦』

5分の1に激減…消えゆく街の銭湯を再生する若き番頭の挑戦

湊さんの真っ直ぐな思いが伝わったことで、「十條湯」の一員として迎えられることに。だが新たな生活が始まった途端、新型コロナウイルスに直面。通常だと気持ちが滅入ってしまうところだが、むしろ「十條湯を残したい」という気持ちが強くなったという。

自粛期間が明けると、来客数を増やために様々な工夫を始めた。Twitterで店の情報や、毎日の混雑具合をアナウンス。結果、これまでとは違った客層を呼び込むことに成功した。

また水曜日限定で、サウナ内に白樺の束「ヴィヒタ」を導入。さらに備え付けの濃縮スプレーを吹きかけることで、森のような香りが楽しめる。
そんな銭湯サウナとは思えない本格的な試みが話題なり、水曜日は週末以上のサウナ利用者が訪れるようになった。

「サウナ料金も見直すことにしました。まずは、店を認知してもらうことが大切ですからね。これまでは入浴料が470円でサウナはプラス400円でしたが、それを思い切って半額の200円に値下げすることにしました。

あと十條湯の水風呂は地下120mからくみ上げているのですが、お客さんから『他の水風呂とは全然違う』『ものすごくなめらかで気持ちいい』といった声をいただいています。

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