5分の1に激減…消えゆく街の銭湯を再生する若き番頭の挑戦
その理由を確かめるためにも、本格的に水質調査をしてみたいと思っています」
次々と新たな取り組みを行ういっぽう、共同経営の難しさに直面することもある。
「何十年も同じ形で経営してきたわけですから、いきなり変えられないこともあります。年齢が離れているので、価値観が違うこともあります。そんななかで僕がいろんなことを突っ走って進めてしまうと、絶対うまくいきません。でも逆にこれを乗り越えられれば、自信になるはず。だから日々反省しつつも、丁寧に周囲とコミュニケーションを取っていきたいと思っています」
日本から銭湯を消さないために。研雄さんの闘いは、まだ始まったばかりだ――。
YOLUが手掛ける足湯でくつろぐ。3日間限定のポップアップをレポート