「エール」で初の丸刈りに!伊藤あさひ語る初朝ドラの裏側
「ほとんど一発で撮っていくんです。気が抜けなくて、最初はやっぱり緊張しました。でも朝ドラは俳優として一つの目標にしているところでもありましたし、『どんな役でもいいから出てみたい!』と思っていたので参加できて嬉しいです。伝統のある現場なので、関わることができて誇りのように感じています」
いっぽう、新型コロナの影響で悪戦苦闘も。
「スタジオ入りの前に手順がいくつかあるんです。手の消毒はもちろんですが、自分のしてきたマスクを変えたり、靴の裏を消毒したり。あと、カメラテストやリハーサルではフェイスシールドが必須。そうなると動きが制御されるので芝居がやり辛いときもありますね。
本番はフェイスシールドを外してやるので、リハとの違いも感じます」
20%前後の高視聴率を常にマークしている「エール」は、主人公・古山裕一を演じる窪田正孝(32)やヒロイン・古山音役の二階堂ふみ(26)の高い演技力も魅力の1つ。伊藤は、彼らから刺激を受けているという。
「窪田さんは、カメラが回ってなくても、古山裕一さんが“そのまま存在している”って感じなんです。ドラマ『デスノート』(日本テレビ系)など以前から窪田さんのお芝居が好きだったので、共演できて嬉しいです。